長崎地区のキハ47系が定期運行を終了することが発表されました。
西九州新幹線の開業に合わせて2022年9月に実施されたダイヤ改正を機に、長崎本線の肥前浜以西の区間の普通列車が気動車化されたため、当時佐世保車両センターに所属していたYC1系全車では賄えず車両不足が発生したこともあって、キハ47系のうち機関更新を行った車両が九州各地から集められ、長崎地区独自の青系の塗装を纏って活躍を続けてきましたが、2024年度からYC1系の増備が再開されたことに伴い、7月1日から長崎本線でのYC1系への統一を進めることが発表され、現在佐世保車両センターに所属しているキハ47系が引退することが発表されました。
肥前浜以西では電車時代は817系0番台が主に運用されていたこともあり、西九州新幹線開業を機に817系から国鉄形気動車であるキハ47系に置き換えられるという現象も発生していましたが、今回のYC1系導入を機に解消に向かう見通しとなっただけに、2020年3月改正から進められてきた長崎地区における気動車列車のYC1系への統一も5年以上の歳月を要しながらも完了を迎えることとなりそうです。